気体の溶解度を
物質量から理解する
CO₂を「気相に残った量」と「水に溶けた量」に分け、 Reaction stoichiometry(反応量論)、 Partial pressure(分圧)、 Ideal gas law(理想気体の状態方程式)、 Henry's law(ヘンリーの法則)、 Material balance(物質収支)を一本の流れとして整理します。
30問演習へ進む反応で生成する気体
メタノール1 molから、CO₂が1 mol、H₂が3 mol生成します。
メタノール0.10 molを完全に反応させると、
n(CO2) = 0.10 × 1 = 0.10 mol
洗浄前のH₂純度
反応直後には、H₂ 0.30 molとCO₂ 0.10 molが存在します。
水洗浄によってCO₂だけを減らせば、気相中のH₂の割合は増加します。
Ideal gas law(理想気体の状態方程式)
この式で求められるのは、 容器の気相中に存在している気体の物質量です。
Dalton's law(ドルトンの分圧の法則)
混合気体の全圧は、各気体の分圧の和です。
水の蒸気圧を無視する条件なので、水蒸気の分圧は加えません。
Henry's law(ヘンリーの法則)
一定温度では、気体の溶解量は、 その気体の分圧と 水の体積に比例します。
CO₂が1.0×105 Paのとき、 水1.0 Lに0.080 mol溶けるなら、
水5.0 Lの場合
これはCO₂分圧が1.0×105 Paの場合の溶解量です。
Material balance(物質収支)
CO₂は消えたのではありません。 気相と水中に分かれただけです。
CO₂総量が0.10 mol、水量が5.0 Lなら、
H₂の分圧
H₂の水への溶解を無視するため、 生成した0.30 molがすべて気相中に残ります。
原題の連立式
H₂の状態方程式
CO₂の物質収支
全圧条件
Vだけの方程式
原題の数値結果
気相体積
H₂分圧
CO₂分圧
洗浄後H₂純度
解法テンプレート
典型的な誤答
30問演習へ
読むだけで終われば理解ではなく観光です。 総量・気相量・溶解量を毎回書き分けてください。
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